いちごの話

最近新しい作品について考えてますが、

“一期一会”のことを考えます。

社会人になって思うことは、
いままでは、ものすごく自覚がなかったけれど

あの時あの瞬間もしかしたら、笑って別れたあの人と
もうこの先会うことが無いかもしれない…ということで。

小学校
中学校
高校
専門学校
バイトの友達

みんなあの瞬間からバイバイして

会っていない…

なんてことあるもの。

なんて悲しいことなんでしょう

一瞬の

私には関係のない世界がたくさん繰り広げられる。

それはそれで


少し寂しくない？


だからそんな別れについて、
立ち止まって考えてみたりなんて。

いま

その時にしかないなんて

自覚を

してみよう！

なんてどうだろうか？

別れの瞬間、感情むき出して

別れを惜しんだっていいじゃない？

私は

そのことを


叫ぶように泣きたい


なんて思う。


ふと

冷静になったときはそう思う。


失恋はとくにないけど

その時はそうかもしれないね。

いまは
便利な携帯電話なんてあって、
いつでも連絡できる気でいるけれど

そんな軽い思い込みは

なんの役にも立ちません。



んー

でも作るにはなにか足りないかな？


まだ何か足りないのか？

人間

最近嫌な事件がありましたね。
情報はニュースで軽く見て知っただけの浅い知識ですが、
それでも思うところがあったので、書きたいと思います。



秋葉原の事件はとても怖い事件です。

あーいった事件がとても嫌いです。

あの犯人の考え方はとても嫌いです。

自分本位なやつだと思います。
自己嫌悪とか、とても自分を蔑んだり、恵まれてないと本気で思っている人。
飯食って生きてて何いってんの？
ってなります。
自己嫌悪なんて誰にでもある感情なのに。
自分本位ということで、自分が一番不幸だとでも思っているのか？
ふざけるな。
一番なんてとれるわけないだろうが！！
生き方に迷うことなんて
人みんなそうだよ。
自分に日々自己嫌悪したり、たまにテンションあがったり、孤独感じたり。
するよ。
そりゃするよ
怖いよ
生きるって怖いことだよ
でもそれでも生きてるんだよ
一生懸命生きてるんだよ
歩いてるんだよ
それなのに自分本位なやつのために殺されたなんて
悲しすぎる。
なんでもっと“キモチ”とか考えられないだよ
なんて夢見ごこちで生きてんだ。
創造(想像)力と理性のなさにびっくりする。
そりゃたまには叫びたいさ。
だけど自分本位なことだけはやめとけと思う。
そしてこれからの自分の人生にも思う。


自覚しろ


みんなみんな人間なんだって。

走れるかお前は

作品をつくることに必死になったり。


生きることに焦ったり。



回りの目が怖くなったり。



自分が誰にも相手にされないようで不安になったり。


人とコミュニケーションを気にすることに疲れたり。




ゆっくりマイペースに楽しくやっていきたい。


どれが楽しいのか、素敵なのか。

知っているようで、忘れているけど。



そしてたまに本当に『やばく』なる。


それはそんなに遠くない未来。


自分の満足はどこにある？
自分の感覚はどこにある？


大丈夫か？
走れるか？

生きれるか？

怖いか？
怖くないか？

かっちょいいか？

すげぇ

たのしい感覚とすげぇ感覚を手に入れたい。

人はそれを知らないけれど

少し困ることがあった。

それは嬉しいことでもあって、自分の分岐点になることだったかもしれません。

先日の仕事で、お客様はドラマなどを作っておられる映画監督さんでした。
前々から仕事をしたことがあり、その日は3回目の一緒のお仕事でした。
まだまだ新人の私はできることが少なくて、大抵は観ていることが仕事です。
その日の仕事がひと段落して、監督さんとふたりっきりになりました。
監督さんはしゃべりかけてくださって、

君は何を編集したいの？

と聞かれました。

私はあいまいなまま、ドラマとか映画とか・・・です…

と答えました。

ドラマとか作ってたのかと聞かれて、

卒業制作を作ったと言って、
ちょうどDVDをいま持ってると言ったので、

それをみることになりました。

前からたくさんの人に見てもらいたいと思っていたので、
ちょうどいい機会だと思ってみてもらいました。

そしたら、

凄くほめてくださいました。

そして、ウチの組に入らないか　とお誘いを受けました。

君は編集がしたいわけじゃないんじゃないか・・・と



その通り・・・なんですよね・・・


それはそれは、自分にとってとてもとても光栄なことでした。
私が望むなら明日からでも来たらいいと言ってくださいました。


そのことは



お断りさせていただきましたが・・・



自分はいまの仕事がいやではないから。

と

どこまで信用できる人なのか自分が現在わかっていない。

ということ


そして、自分の理想の世界はいまぐちゃぐちゃにつぶれようとしているから。

私にとっての輝いて見えていた場所は実は意外とそうではないのかもしれないと
思い始めています。

だから、いまは「自力でやりたい」って気持ちが強いのかもしれません。


自分の作品を認めてもらえたことは、ものすごく自信に繋がりました。

たった１０分の作品だけど、作ってよかった。

こういうこともあるもんだなぁーなんて。




　

凄い人間

考えた。


凄い人間っているのかな。

凄い人間ってどんな人なのかな。


どーだったら凄いのかな。


どーだったら自分の心が動かされるのかな。


そんな人間に会いたいな。

めったに会えない人間に会いたいな。


でも本当は身近にいるのかも。





私が気付いていないだけ。




気付けないってことは、会ってないのと一緒。私にとってはね。